な行

もくじ

内視鏡検査

内視鏡は、最初に胃カメラとして1950年に宇治達郎先生が開発しましたが、チューブの先に小さなカメラをつけて、胃の中で記念写真を撮って戻ってくるような装置でした。

1963年にファイバースコープが登場し、カメラの望遠レンズが細長くなって小さな画面を除くフィルム撮影でした。1984年に電子スコープで胃カメラの先にデジタルになる前のアナログのカメラがついて、カメラを覗くのではなく、テレビ画面に映すタイプに代わりました。

2000年頃からデジタル化して画像がきれいになり、2010年にはハイビジョンクラスとなり、最近では顕微鏡レベルまで拡大できるようになり、レーザー光による解析までできるようになっています。内視鏡とは、体の外からは診断のつかない早期のがんや小さな病変を、患者さまの体の内側から観察または治療する医療機器です。

当院では、FUJIFILMが写真やグラフィックの分野で培った先進の画像処理技術を結集したフラッグシップモデル「AdvanciaHD」を使用しています。