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活性化リンパ球とは

活性化リンパ球(キラーT細胞)は、癌患者さまの血液からリンパ球を取り出し活性化後、1000倍に増殖させ点滴で患者さまの体内に戻す治療です。医師の間では、ラックと呼ばれています。

1980年代にこの治療が誕生したときに呼ばれていた、リンフォサイトアダプティブキラーセル(リンパ球養子キラー細胞)の頭文字をとってLAK(ラック)に由来します。

体内のリンパ球の量が増えることで、癌・細菌・ウイルスに対する免疫が向上し、癌の悪化予防・再発予防・肺や肝臓の転移予防の効果が期待できます。癌患者さまの死因では肺炎などの感染症が多く、リンパ球数を基準以上に維持することが肺炎の悪化予防や早期回復に重要となっています。

がん患者さんにとってリンパ球が重要な理由

免疫細胞には、好中球・リンパ球・単球があります。そのほか、アレルギーを起こす好酸球、好塩基球なども少数あります。

好中球は血管の免疫細胞の約70%を占め、主に細菌から体を守っています。抗癌剤治療中に医師が好中球を気にするのは、好中球が1500個/マイクロリットル以下になると血管の中に細菌が繁殖し、敗血症という全身に細菌が広がり命の危険に曝される病気になる可能性があるからです。

免疫細胞で次に多いのがリンパ球です。免疫細胞の約25%がこのリンパ球です。リンパ球は、Tリンパ球・Bリンパ球・NK細胞など種類が多く、ウイルスと癌から体を守っています。リンパ球は癌細胞と戦う兵隊です。数が少ないと大きな敵である癌には勝つことが出来ません。

活性化リンパ球療法の主なリスク・副反応について

まれに、治療中あるいは治療終了後48時間以内に40度以下の発熱がみられることがありますが、一時的なものです。翌日には解熱することがほとんどです。

活性化リンパ球療法の検査

自己リンパ球の細胞培養に必要な検査と治療前の癌免疫状態の確認のための検査をします。同時に、培養するリンパ球を採取するための検査16mlを採血します。

価格表

すべて税込み(10%)

癌免疫治療前検査(LAK・NK・mDC)※初回のみ

99,000円

LAK活性化リンパ球療法(ベーシック)1回

220,000円

LAK活性化リンパ球療法(スタンダード)1回

330,000円

LAK活性化リンパ球療法(マックス)1回

440,000円

  • LAK活性化リンパ球療法(ベーシック)………※発癌予防、サイトメガロウイルス治療に最適
  • LAK活性化リンパ球療法(スタンダード)………※抗癌剤治療・放射線治療中に最適
  • LAK活性化リンパ球療法(マックス)………※治療効果を高めるのに最適

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