ライセートDC療法と樹状細胞がんワクチンの違いについて

ライセートDC療法(腫瘍溶解パルス樹状細胞):東京大学医科学研究所病院臨床試験の方法

樹状細胞癌ワクチン(がんペプチドワクチンパルス樹状細胞療法):当院

単球の採取は、3時間掛けて4Lの血液を処理し、単球という白血球の一種を含む成分を採血(アフェレーシス)します。

単球を1週間培養し、未熟樹状細胞(癌情報を記憶していない樹状細胞)に成長させます。

その未熟樹状細胞に治療前検査で癌の種類、癌微量タンパク質とHLA遺伝子の結果より決定したWT1(ダブルティーワン)、グリピカン3、HER2(ハーツー)などのがんペプチドワクチンをパルスすることでワクチン化します。ワクチン化した樹状細胞を成熟樹状細胞と呼んでいます。

この成熟樹状細胞が樹状細胞がんワクチンとして治療に用いられます。

ワクチンを調整された当日に投与しない場合は、凍結保護材を使用し液体窒素の専用容器で凍結保管します。

品質検査として細胞数、生存率、細菌や毒素など、そして性能評価は、樹状細胞の表面抗原をフローサイトメトリーにて全例を検査しています。

また、培養に使用した培養液は、再生治療等安全に関する法律に順守し、5年間凍結して保存しています。

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