末期癌では有酸素運動で癌の悪循環から離脱する

酸素を消費することで乳酸をつくらせないようにする

身体のエネルギーは、グルコースを分解することでATP(アデノシン3リン酸)がつくられます。癌細胞は活発な細胞のためこのATPをたくさん必要とします。

癌細胞では解糖系でグルコースを分解し、ARPを作り乳酸が排出されます。この乳酸が筋肉を融解し、脂肪を融解します。

また、乳酸は痛みの原因にもなります。

もともと人の身体では、呼吸をすることで酸素を取り込み、細胞にあるミトコンドリアというエネルギーの発電所で栄養素をたくさん使ってATPをたくさん作り、二酸化炭素(CO2)が排泄されます。有酸素運動をすることで乳酸を作らないでエネルギーを作ることができます。

癌細胞が乳酸を増やして筋力を落とし、痛みを増幅させると身体を動かさなくなり、これが原因で癌の悪循環がはじまります。有酸素運動をすることで、乳酸をつくらせない身体になり、どんどん栄養と筋肉をつけることで癌の悪循環から離脱できます。