多段階発癌説とは何?
多段階発癌説とは
1988年にヴォーゲルスタインが多段階発癌説を提唱しました。
- 遺伝子多型
- 食事や生活習慣等で変化する遺伝子
- ドライバー遺伝子とブレーキ遺伝子
- 癌幹細胞(がん幹細胞)
- 染色体の不安定
- ロウソク遺伝子
- DNAメチル化異常
- シグナル異常
- 転移開始
- 転移進展
- 転移増強
- 免疫抑制遺伝子(CTLA4、PD-1など)
の11段階を多段階と呼んでいます。最近では、
の遺伝子もみつかっています。
遺伝子多型と食事や生活習慣等で変化する遺伝子は正常細胞、ドライバー遺伝子とブレーキ遺伝子はポリープ様細胞、癌幹細胞(がん幹細胞)で発がん、染色体の不安定~シグナル異常までが急速に増殖、転移開始~転移増強は転移進展させます。
免疫抑制遺伝子は免疫抑制することで免疫から逃避し、全身の免疫を低下させ、肺炎・敗血症で死に至らせます。

癌について学ぼうへ戻る
癌遺伝子とは?へ