活性化リンパ球治療の流れ
➊ 採血
まず血液検査と同じように、腕の静脈から血液を8ml~16ml採取します。

➋ 遠心分離
採取した血液を遠心分離し、白血球の層を採取します。

➌ リンパ球の活性化
白血球の層を細胞培養液と一緒に培養用のバッグにいれます。
この培養用のバッグの中はリンパ球を活性化させるのに最適な環境にし、これをインキュベーター(培養装置)で37.0℃に保って培養します。
患者さまによって個人差はありますが、11日から14日程度培養して、リンパ球を活性化させ約1,000倍に増殖させます。約1,000倍まで増えた活性化リンパ球を、約10分の1まで濃縮します。

➍ 治療
患者さまに輸血のようにゆっくりと約1時間かけて投与します。
